ツッツキとツッツキ打ち
読者さんから色々お便りを頂きます。いつも有難うございます!
中には技術的な相談も受ける様になりました。
今号では、そんな読者さんとのやり取りを紹介します。
「30日間練習プログラム」を読んで下さった方です。
http://www.e3-pingpong.com/program.html
自称、前陣速攻自滅型(笑)の Kisumi さんです。
いやー、面白いネーミングです。光景が目に浮かびます!(爆)
今年の5月にやり取りさせて頂いた内容です。
ツッツキに関することと、ツッツキ打ちに関することです。
よく使うワザなので、読者の皆さんにも役に立つと思います。
> いつも、丁寧なご指導、有難うございます。
> ツッツキは、どうも上手く行きません。
> 台に入るのは、浮いた球になるし、ほとんどは、
> ネットに当たって入りません。
> が、ラケットの向きや、体の動かし方、球のすくい方等、
> 少しずつ、勉強して行きます。
> では、これからも、宜しく御願いします。
Kisumi さま
OBUです。お便りありがとうございます。
ツッツキ合いのラリーでは、相手の球が
どの程度切れている(回転がかかっている)のかで
角度や押しを調整してやらなくてはなりません。
相手の球の切れ具合を3段階くらいに識別してはどうでしょうか。
1.すごく切れている
2.まあまあ切れている。
3.あまり切れていない。
1.の場合は、この角度と押し
2.の場合は、この角度と押し
3.の場合は、この角度と押し
と言うように、場合分けをしてこちらの打法を決めます。
そして自分のボールが浮きすぎた時は、角度が間違って
いたワケですから、今度はもう少しラケットを立て気味で
打球してみる、という感じで調整するのです。
実際にやって見せることが出来れば良いのですが、
文章だけでは伝わらないかも知れませんね。
トライしてみてくださいね。
こちらこそ、今後とも、よろしくお願いします。
> ***いつも、有難うございます。
> 動画付きなので、イメージが付いて助かります。
>
> 実は、昨日、市民大会があり、皆に引っ張られて、
> 参加してきました。
> 結果は、全敗でしたが、大会終了時から、
> ずーっと、漠然とした悔しさが続いております。
>
> で、教えて欲しいのですが、
> つっつきから、ドライブをかけての、返球が、
> ほとんど、ネットにかかっていました。
> フォアよりも下からという、イメージは、解るのですが、
> 思うほど、上手く行きません。
> もう少し、気を付ける事が、有りましたら、
> 教えて下さい。
> 御願いします。
>
> 以前に、教えていただいたツッツキは、ロングやショートと、
> 打ち分けて返球出来ました。
> 相手が、ネットにかけたのも、多くて少しは、
> 点を取ることが出来ました。
> 有難うございます。 m(_ _)m
>
Kisumi さん
お便りありがとうございます。
OBUです。
> 実は、昨日、市民大会があり、皆に引っ張られて、
> 参加してきました。
> 結果は、全敗でしたが、大会終了時から、
> ずーっと、漠然とした悔しさが続いております。
そうですか。試合に参加されたのですね。
その悔しさを持続して、次の大会で頑張りましょう。
良かった点、悪かった点を反省して、
練習に活かしましょうね。
> で、教えて欲しいのですが、
> つっつきから、ドライブをかけての、返球が、
> ほとんど、ネットにかかっていました。
> フォアよりも下からという、イメージは、解るのですが、
> 思うほど、上手く行きません。
> もう少し、気を付ける事が、有りましたら、
> 教えて下さい。
> 御願いします。
そうですね。
まず、お分かり頂いている通り、下回転に対する
ドライブ(ツッツキ打ち)は、フォア打ちよりも、
スイング方向が下から上になります。
ツッツキ打ちには3種類の方法があります。
1.ドライブ
1)下回転に負けないスイングの早さで、ドライブをかける。
2)インパクトの瞬間に手首をキュッと効かす。
2.角度打ち
1)下回転に合わせてラケットの角度を上向きにして、
すくい上げる様に打つ。
2)相手の回転を利用して運んでやる感じ。
3.角度打ち&ドライブ
1)1.と2.の併せワザ。
2)角度打ちの様にすくい上げながら、スイングの最後に
ドライブをかける。
一番、安定するのは、3.です。
威力が出るのは、1.です。
3種類のうち、Kisumi さんが一番しっくりするのを
選べば良いと思います。
理想は、3種類全て出来ることですが、まずは
どれか1つでもマスターできれば充分だと思います。
1.に関しては、実戦編20日目の動画があります。
http://www.e3-pingpong.com/asx/020_drive02.asx
バックのツッツキの後、回りこんでドライブをかけています。
・下から上に擦り上げること
・腕だけでなく身体全体を使って打つこと
・特にボールを溜めて、右足でのケリに気をつける。
・インパクトの瞬間に手首をキュッと使う。
などがポイントです。
それ以降のドライブとは打ち方が違います。
その辺りが動画から分かりますでしょうか?
では、練習、頑張ってください。
> 以前に、教えていただいたツッツキは、ロングやショートと、
> 打ち分けて返球出来ました。
> 相手が、ネットにかけたのも、多くて少しは、
> 点を取ることが出来ました。
> 有難うございます。 m(_ _)m
早くも効果が出たとは、スゴイですね。
Kisumiさんの努力の結果だと思いますよ。
#私が出来ることは文章や動画でヒントを
#述べることくらいですから。
以上、よろしくお願いします。
では、今号のまとめです。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
1.ツッツキの角度と押しは、相手の球の切れ具合によって場合分けしよう。
2.ツッツキ打ちには3種類ある。どれか1つを中心に自分の核となる
技術を身に付けよう。
3.そこから発展させて、色々な打ち方を覚えていこう。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
※この内容についての「ご意見・ご感想・ご質問」は、
ぜひ、下記のアドレスまでご連絡ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
info@e3-pingpong.com
次号もお楽しみに!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
編集後記
○─────────────────────────────────○
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
最近、ご近所付き合いの関係でバレーボールをやる様になりました。
実は私はバレーボールが得意なのです。得意と言いましても、中学生の
時に体育の授業でやったくらいですから、レベルは知れていますけど。
どちらかと言うと不器用で、スポーツ万能と言うには及ばないのですが、
なぜか私はバレーボールだけはイメージが掴めるのです。
あのネットを挟んで打ち合う3次元の空間、相手との呼吸や仲間との
コンビネーション、ボールのスピードの変化 ・・・面白いでス!
ワザの中では、相手のスパイクを拾うのが一番好きですね。
やはり私はカットマンですね。 (^^;
苦しくったって~、悲しくったって~ ♪
※「相互紹介」募集中です。
ご希望の方は、メールにてご連絡お願いいたします。
できれば自分の言葉できちんと紹介し合えることを望みます。
※「ご意見・ご感想・ご質問」など、ぜひお聞かせください。
メルマガの中で、テーマとして取り上げさせていただくこともあります。
もちろん「コートの中では平気なの・・」も大歓迎です!(^o^)/
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
info@e3-pingpong.com まで、メールお待ちしています!