Menu:

Info:


上のプルダウンメニューからお好きなコラムのバックナンバーを閲覧できます。

試合に出る意味

あなたは「試合に出る意味」って考えたことがありますか?


  いったい、なんの目的で試合に出るのでしょうかね?


  試合に勝つため?
  練習の成果を試すため?
  顧問の先生やコーチに薦められたから?


  あるいは、旨いビールを飲むため? (笑)


  あ、未成年の皆さん、お酒は20歳になってからですよ!  (^^;


  試合は練習だけでは決して味わえないドキドキ感がありますよね。(笑)
  例えチーム内の試合であっても、やはりいつもと違う緊張感があります。


  それに試合に出ることで、色々なことに気付きます。
  勝つ喜び、負ける悔しさ、それだけではないのです。




  勝った試合では、自分の良いところが分かります。
  自分にはこんな良い点があったのかと思うし、こういうプレーをすると
  試合で効果的なんだと、改めて分かったりします。


  何より大きいのは「自信」ですね。 (^^;


  「なーんだ、自分だってやれば出来るじゃん」


  そういったことです。 (^-^)


  まあ、勝った試合の中には「不思議な勝ち」というものがあって、
  なんだかよく分からないけれども勝ってしまった、という試合もあります。
  そんな時は、有り難く「勝ちを頂く」と言うところでしょうか。(笑)
  んー、美味しい!(爆)




  負けた試合は、自分の欠点や未熟さが明らかになるワケで、
  それを認めるのは、少々セツナイものがあります。 (^^;


  しかし逆に課題がはっきりするのは負けた試合の方です。
  悔しさをバネにすることも出来るしネ! (^^;


  私も中高生の頃は、試合の結果に一喜一憂しました。
  負けた時は、1週間くらい落ち込んでいたりしましたね。
  性格が、今より随分デリケートでしたから。 (笑)


  しかし年齢を重ねるに従って、負けてもあまり落ち込まなくなりました。


  自分の力を全て出し切って、その上で負けたのなら、それは相手の実力が
  上だったと割り切れるようになったからです。


  勝ち負けを気にするよりも、持てる力を出し切ること、愚直なまでに
  点を稼ぐ(得点する)ことに集中する、と良い勝負が出来るようになり、
  不思議と勝ちが転がり込んでくる様になりました。




  試合に出る意味、あるいは目的。


  今日は、自分の話をしようと思います。少し恥ずかしいですが。 (^^;


  今月は旧清水市と静岡市の2つのリーグ戦に出てきました。


  結果は勝ったり負けたりだったのですが、久しぶりに納得の行くプレーが
  1つだけありました。


  旧清水市リーグ戦のダブルスでの出来事です。
  パートナーはカットマンのAMEさんです。


  ラリー中、相手が繋いできたボールをバックカットで返球したのですが、
  とても身体が上手く使えて、凄く切れた(回転のかかった)カットを送る
  ことが出来たのです。


  打った瞬間に「あ、切れた」と思いました。


  もう一度やれと言われても出来ません、多分。(^^;
  私にとっては、何十球あるいは何百球に1回、あるかないかのボールです。


  相手はツッツキあるいはストップしようとして来たのですが、
  あまりにカットが切れていたため、ボールがオーバーしてしまいました。


  よく切れたカット(下回転)は、相手のネットミスを誘います。
  相手はネットに引っ掛けまいとして、ラケットの角度を上向きにします。


  でも本当によく切れたカットは、相手がラケットを上向きにしても、
  コントロールしきれずにオーバーミスするのです。


  たったの1球だけですが「本当によく切れたカット」を私は出せたのです。
              ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


  これは高校生の時、私のお師匠さんから聞いていた事でした。
  当時は理解できなかったのですが、全国レベルのカットマンと対戦した時に
  逆の立場ですが、経験はしていました。


  まさか、自分がそんなボールを出せるとは思っても見ませんでした。
  しかも、この年齢になってネ。(笑)


  でもそれは、私にとって充分納得のいく一球でありました。




  試合に出る意味。


  私にとってそれは「自分の納得のいくプレーをするため」です。
  そしてそれが勝ちに繋がれば、もっと嬉しいですね。


  あと何年大好きな卓球が出来るのだろう?
  あと何球ボールが打てるのだろう?
  そう考えた時に、1回の練習や1日の試合が惜しくて、惜しくて。


  だから、どうしても真剣にやってしまうのです。(^^;


  生活の全てを卓球にかける、松下浩二プロ(38)は、
  「自分はいつも崖っぷちですよ」
  と言っていましたが、チョッピリ分かるような気がしました。


  若い中高生には、まだ理解できないかも知れないけれど。(^^;




  では、今号のまとめです。

☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆

1.勝った試合では「自信」をもらい、負けた試合では「課題」をもらう。

2.どちらにしても試合では得るものがある。

3.納得のいくプレーがしたいよネ!どんな時も!

☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆



  ※この内容についての「ご意見・ご感想・ご質問」は、
   ぜひ、下記のアドレスまでご連絡ください。
     ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓ 
      info@e3-pingpong.com



  次号もお楽しみに!



●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
   編集後記
○─────────────────────────────────○

  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  後藤田正晴さんが亡くなられました。

  私は政治家の名前には疎い方なのですが、後藤田さんの名前だけは、
  なぜか覚えていました。

  党とか派閥とかを超えて、日本の政治を心から憂れいていた、
  そんな発言が多かったからでしょうか。

  また一人、惜しい人を亡くしました。
  人の一生なんて、ほんの一瞬に過ぎないのかも知れません。

  ご冥福をお祈りします。


  ※「相互紹介」募集中です。
   ご希望の方は、メールにてご連絡お願いいたします。
   できれば自分の言葉できちんと紹介し合えることを望みます。

  ※「ご意見・ご感想・ご質問」など、ぜひお聞かせください。
   メルマガの中で、テーマとして取り上げさせていただくこともあります。

  もちろん「・・・合掌」も大歓迎です!(^o^)/
     ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓ 
   info@e3-pingpong.com まで、メールお待ちしています!