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グリップについて

読者の皆さんから、お便りやご質問を沢山頂くようになりました。
  どうも、ありがとうございます。(^o^)/


  全てのお便りに対してお返事できていない状況ですが、
  必ずお返事しますので、もうしばらくお待ち下さいネ。スミマセン。(^^;
  #返信したのですが、メールが届かなくて困っています。
  #この方に関しては、本メールの後半でフォローさせて頂きます。


  30日間練習プログラムを読んで下さったnori3さんからメールを
  頂きました。
  色々考えさせられる内容だったので、今号のテーマとして取り上げます。
  (もちろん、ご本人の了承は得ています)


  >> プログラムの送信,ありがとうございました。
  >>
  >> 1.シェークのグリップ
  >>  1)基本的なグリップ
  >>   私が教わったグリップを紹介します。
  >>
  >>   基本は、中指、薬指、小指の3指の腹で握り、人差し指と親指は
  >>   添える程度にする。小指に最も力を入れ、次いで薬指、中指の順と
  >>   する。
  >>
  >> と,ありますが,シェークの攻撃型は親指・人差し指・中指に力を
  >> 入れ,カットマンは,薬指と小指に力を入れて,と,聞いたことが
  >> あります。
  >> どちらが正しいのですか。



  > nori3さん へ
  >
  > お便りありがとうございます。
  > OBUです。回答が遅れてすみません。
  >
  >> と,ありますが,シェークの攻撃型は親指・人差し指・中指に力を入れ,
  >> カットマンは,薬指と小指に力を入れて,
  >> と,聞いたことがあります。
  >> どちらが正しいのですか。
  >
  > 実は、両方正しいです。
  >
  > そう書いてしまうと、ヘンに思われるかも知れませんが、
  > グリップに「これが正解」というのは、実は無いのです。
  >
  > 30日間練習プログラムで紹介したグリップは、私が
  > 自信を持っておススメできるものを紹介しました。
  > 卓球だけでなく、他のスポーツでもその様な握りを
  > する、というのは当時の私には大変説得力のある
  > 話でした。今でもその言葉は私にとって説得力のあるものであり、
  > そのグリップで現役を続けています。
  >
  > 全日本でベスト8に入った笠原選手のグリップが
  > 同じであったとき、これが正解なのだ、と思っていました。
  >
  > ところが、長年やっていると、「親指・人差し指・中指に
  > 力を入れ」るグリップが良いという人にも出会いました。
  >
  > 最近では、渋谷浩選手です。
  > 元全日本チャンピオン、オリンピック胴メダリストです。
  > 渋谷さんは、この方が手首が使えるらしいです。
  > ご本人がそう言っていました。
  > 渋谷さんはカットマンですが、「親指・人差し指・中指に
  > 力を入れ」るグリップが良い派です。
  > ご説明の必要はないのですが、カットも攻撃も超一流です。
  >
  > 攻撃型だから、カットマンだから、という理由でグリップが
  > 決まる、というのは初めて聞きました。
  > あるいはそれも「正解」なのかも知れません。
  >
  > 少し話は飛びますが、世界チャンピオンになった長谷川信彦選手は、
  > 一本差しというグリップでした。一本差しとは、シェークで人差し指が
  > まっすぐに伸びたグリップです。しかし現在では悪いグリップである、
  > と紹介されています。
  > その理由は、フォアハンドには絶大な威力を発揮しますが、
  > バック前に死角があるからなのです。
  >
  > 長谷川選手はバック前を猛練習でカバーし、得意のフォア
  > ドライブを活かして世界チャンピオンになったのです。
  > 長谷川選手にとっては、一本差しグリップは結果的に「正解」だった
  > ワケです。               ^^^^^^^^
  >
  > では私達はどう考えれば良いのか。
  >
  > 私は「死角のないグリップで上を目指す」のが良いと考えています。
  > その様な意味で、
  > 「親指・人差し指・中指に力を入れるグリップ」
  >  「薬指と小指に力を入れるグリップ」
  > の、どちらでも良いと思っています。
  > 「正解」は、その選手が決める、という考え方です。
  >
  > nori3さんは、まずは自分がしっくりする方を選び、
  > 長い時間をかけて色々試しながら、最終的に
  > 自分のグリップを決めていけば良いのではないでしょうか。
  >
  > 私も25年間卓球をやっていて、グリップは数回変わりました。
  > 技術の上達とともに変わっていったのです。
  >



  もう少し柔軟に考えますと、1つの打法には最適なグリップがあるのでは
  ないかと気付きます。


  スウェーデンが生んだ天才プレーヤーのワルドナー選手は、
  実にプレーに対して(色々な意味で)柔軟でした。


  グリップもその一つです。


  よくビデオや連続写真を見ると、サーブの時、レシーブの時、
  フォアハンドの時、バックハンドの時で、グリップが違うのです。


  フォアハンドの時は人差し指が立ち、バックハンドの時は親指が立ちます。


  卓球は、様々なワザがあります。
  全てのワザに万能なグリップは、この世に存在しません。


  まずは基本のグリップを確立し、ワザに応じてグリップを変化させていく。
  こう言った「やわらか発想」が、卓球に必要なのです。





  では、今号のまとめです。

☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆

1.グリップに「これが正解」というものはない。
   正解を求めるのではなく、自身の努力で「正解」にするのである。
2.我々としては、まずは死角のないグリップを目指そう。
3.ワザに応じてグリップを変化させてい、柔軟な発想が必要である。

☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆




  ※この内容についての「ご意見・ご感想・ご質問」は、
   ぜひ、下記のアドレスまでご連絡ください。
     ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓ 
      info@e3-pingpong.com


  次号は、「ステキな読者さん その1」です。
  次号もお楽しみに!



●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
   読者さんへ  OBUからのご返信
○─────────────────────────────────○

  このコーナーでは、お返事を差し上げたいのに意味不明のエラーのため
  送信できなかった読者さんのために、お返事を書くコーナーです。


  まずは、michi さんです。


  michi さん
 
  お便り、ありがとうございます。
  OBUです。
 
  30日間練習プログラムを読んでくださったのですね。
  ありがとうございます!
 
  > 私は7月から卓球サークルに入り、週二回練習しています。
  > シェイクで ほとんどフォアばかりでしたが、
  > 最近、強く打つ練習や ショートもさせてもらえるようになりました。
  > そのとき、OBUさんのメールでおそわったことを
  > 思い出しながら打つ事ができました。


  これから、沢山のワザと対面することになります。
  卓球には非常に多くの技術(ワザ)があるのです。
 
  最初は面食らい、「私には無理!」なんて思うかも
  知れませんが、全ては「慣れ」です。
 
  私の30日間練習プログラムの動画や注意事項を
  思い出しながら、焦らず、気長に取り組んでみてください。
 
  1つ1つマスタしていく過程は、面白いもンですよ!
 
  また気楽にお便り下さいね。
 
  練習、がんばってください。





  次に同じmichiさんからです。


  > OBUさま
  >              
  > 先日 御返事いただいた前後(23日目)のメールから届いていません。
  > 確認方よろしくお願いいたします。
  >
  > michi
  >

  OBUです。
 
  システムの状態を確認しました。
  一時停止の状態になっていたので、
  再開したのですが、数日経ってみてみると、
  再び一時停止の状態になっていました。

  23日目以降は、手動で送信します。
  30日目までまとめて送信しますね。

  準備がありますので、しばらくお待ち下さい。

  ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。


  ・・・・・

  上記のお返事と、23日以降のプログラムを手動で送信したのですが、
  やはりエラーになってしまいます。

  ですが、何故かmichiさんからのメールは受信できます。

  何か別の方法(例えば紙に印刷して郵送)をご提案頂ければ、
  それに従いますが・・・・・。

  お便りお待ちしています。よろしくお願い致します。




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   編集後記
○─────────────────────────────────○

  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  前回ご紹介したhosomichiさんより、またお便りを頂きました。

  ついにコーチに進言したそうです。

  下切れのボールに対しては、ドライブをかける方法と角度打ちの2通りが
  あります。お使いのラバーであれば、どちらでも可能です。

  表ソフトの中でも、最も回転のかかるラバーだからです。

  あきらめずに挑戦して下さいネ!


  ※「相互紹介」募集中です。
   ご希望の方は、メールにてご連絡お願いいたします。
   できれば自分の言葉できちんと紹介し合えることを望みます。

  ※「ご意見・ご感想・ご質問」など、ぜひお聞かせください。
   メルマガの中で、テーマとして取り上げさせていただくこともあります。

  もちろん「表ソフトは大キライ!」も大歓迎です!(^o^)/
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   info@e3-pingpong.com まで、メールお待ちしています!