愛ちゃんの混合ダブルス
創刊号で
“愛ちゃんの強さは混合ダブルスの優勝で証明された”
と話したら、問い合わせが殺到しました。
と言っても、約1名ですが。(笑) →この方、後ほど、ご紹介しますね。
>愛ちゃんとコンビを組んでいた大学生の男性が、
>なんか、気になる今日この頃・・・。
>変なこと、せんように、と。(失礼しました!)
ははは。
愛ちゃんと一緒にテレビのインタビューに答えていたりしましたから、
いきなり有名になってしまいましたね。
彼は、坂本竜介選手(青森大学)です。愛称はリュウちゃん。←ウソです。知りません。(笑)
青森山田高校出身で、愛ちゃんの先輩に当たります。(へぇー、知らなかった!)
坂本選手は、中学時代から全日本の一般の部に出るほど実力のある選手です。
確か「青森の怪童」と卓球雑誌に紹介されていたと思います。
「青森の怪童」って、なんか、怖そうですねー(笑)。
怖いくらい、卓球が強いってことでしょうね、きっと。
OBUも一度だけ、ビデオでちらっと坂本選手のプレーを観たことがあります。
中学生ばなれした、もぉのスゴイ(威力のある)ボールを打っていました。
ちなみにそのビデオとは、渋谷浩選手が全日本初制覇した時のダイジェスト版で、
坂本選手の対戦相手は、OBUの義弟でした。(^^)
坂本選手の戦型は、左シェークドライブ型です。
え? 左シェークドライブ型って何ですかって?
えーと、よーするに、左利きでシェークでドライブを打つ戦型です。←って、そのまんま!(笑)
シェークとは「シェークのラケットを使用しています」という意味です。
シェークのラケットとは団扇の様なラケットです。愛ちゃんもシェークですね。
他にはペンホルダーもありますが、今はシェークが主流ですね。
ドライブとは前進回転のことで、ドライブ打法を多用する戦型をドライブ型と言います。
ドライブ型は、主に中陣がプレー領域になります。
ところで・・・シャキーン! ←効果音です(笑)
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OBU’S EYE ★彡
/-------------------// ←コレ、結構気に入ってますねん!(笑)
「愛ちゃんペアは、セオリーとしても、やっぱり強かった」
左ドライブ型と右速攻型のペアは、ダブルスで勝ち易いのです。
これは、実は卓球関係者の中ではよく言われていることです。
でも、詳しい理由までは、あまり知られていません。
愛ちゃんは右利きです。
シングルスで構えるレシーブの位置は、攻撃型の場合フォア側を開けて構えますから、
相手から見ると、台の右側に立っています。
そして、この位置が右利きの選手のプレー領域の中心になります。
一方、坂本選手は左利きです。相手から見ると、台の左側を中心にプレーをします。
つまり左利きと右利きが組むと「プレー領域(の中心)が重ならない」ワケです。
これが右利き(又は左利き)同士のペアだと、自分が打球した後に、
パートナーのために場所を空けてやらなくてはならないのです。
しかも「一球ごと」ですから大変ですね。(^^)
当然、シングルスとは別の動き方が求められます。
創刊号に書いた通り、卓球のダブルスは、パートナーと一球ずつ交互に打たなくては
ならないルールでしたね。(覚えていましたか?(^^))
さらに、愛ちゃんは速攻型で、台の近く(前陣)でプレーをします。
一方、坂本選手はドライブ型で、台から少し離れた位置(中陣)でプレーをします。
つまり、台からの距離(前後の位置)でも「プレー領域が重ならない」のです。
愛ちゃんが前陣でチャンスメークをし、坂本選手が中陣から得意のドライブを打ち込む。
そんなラリー展開がきっと沢山あったのだと思います。
テニスで言うと、ボレーの得意な選手が前衛で、ストロークの得意な選手が後衛に
入るのに少し似ていますね。(^^)
「プレー領域が重ならない」は「それぞれの長所を活かしやすい」ということであり、
さらに「コンビネーションが良くなる」ということでもあります。
愛ちゃんペアは、セオリー的にも勝ち易いペアだったのです。
おそらくコーチ陣も「それを狙って」ペアを組ませたのだと思われます。
もちろん、セオリーだけでなく、実力もあったから優勝したのですけどね!(^^)
では、今号のまとめです。
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1.左利きと右利きのペアのダブルスは、プレー領域が重ならず、勝ち易い。
2.愛ちゃんのパートナーの坂本選手は、実は愛ちゃんの先輩で、中学時代から
「青森の怪童」と恐れられるほどの実力者だった。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
左利きの選手は、特にダブルスで有利ですね。利用しない手はないです。(^^)
2.は、「卓球トリビア」ですね。(^^)
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